老人ホーム・介護施設の見学予約・資料請求・空室案内・入居相談の総合窓口 入居に関する相談・質問用のフリーダイヤルです。お見舞い・求人・電話番号案内は承っておりません。
0120-371-652 【平日・土日祝】9:00~18:00 運営協力:関東・関西・東海有料老人ホーム紹介センター

「介護療養型医療施設」とは

長期療養が必要な高齢者に対して手厚い介護と医療ケアを提供し、平穏で安らぎのある生活を実現するのが「介護療養型医療施設(療養病床)」です。

「介護療養型医療施設(療養病床)」のおもな特徴

「介護療養型医療施設(療養病床)」は、簡単に言うと介護サービスを提供する病院や診療所。脳血管疾患や心臓疾患、がんなどの急性期治療が終わり病状は安定しているものの、長期の療養が必要な高齢者が暮らす施設です。

医療施設なので、医療ケアはあらゆる高齢者向けの住まいの中で最も充実しています。医師は医療法に定められている規定数以上が配置され、看護職員も入所者6人に対して1人が必要とされています。また、病院・診療所の敷地内に併設されることも多く、中には病院のワンフロアが療養病床となっていることもあります。介護施設で暮らすというより、入院生活を送ることをイメージしたほうがいいでしょう。

重度の要介護者や長期療養が必要な方が多く入居しているという環境上、レクリエーションや快適な暮らしをサポートするような生活援助サービスはあまり期待できません。

「介護療養型医療施設(療養病床)」のメリット・デメリット

メリット
  • 医師・看護職員が常勤しているため、医療依存度が高くても安心
  • 長期入所、ターミナルケア、看取りにも対応する
  • 入居時費用は無料、月額費用も15万円程度と費用が安い
デメリット
  • 入所難易度が高く、待機期間がある場合が多い
  • 生活援助サービスは手薄になる傾向がある
  • 相部屋(多床室)になる場合が多い
  • レクリエーションやイベントが充実していない

「介護療養型医療施設(療養病床)」の入居基準と費用

要介護1以上が基準だが、実際には要介護4以上の人が多い

介護療養型医療施設の入所基準は、原則として要介護1以上の65歳以上の高齢者。ただし、医療ケアが必要な重度の要介護者が優先的に入所できる仕組みになっており、実際には要介護4以上の方が多い状況です。そのほか、伝染病にかかっていない、急性期の治療を必要としないなど、施設ごとの基準があるので、詳細は各施設に確認してみましょう。

■入居・入所できる人
年齢 65歳以上 認知症 対応
介護レベル 要介護1~要介護5 共同生活 必須
※一般的な目安を記載しています。詳細は施設及び入居者の状況によって異なります。

入所時費用は無料、月額費用もおおむね安く済む

介護療養型医療施設は、公的な介護福祉施設なので、入所費用はほとんど場合、安く抑えられます。入所一時金は不要、月額費用も住宅費、水道・光熱費、食費、生活費などを合わせて、15万円前後で済むでしょう。さらに、費用の負担軽減措置が設けられており、年金などの所得が少ない方は住居費や食費の減免受けることができます。

住居費、いわゆる部屋代に関しては、「相部屋(多床室)」なのか「個室」「ユニット型個室」なのかで数万円の差があります。詳しくは各施設に確認してみましょう。

■入居・入所にかかる費用
入居・入所時費用 0円 月額費用 約60,000円~15万円
※一般的な目安を記載しています。詳細は施設及び入居者の状況によって異なります。
■月額費用の内訳
介護サービス費 【1割負担】
約20,000円~40,000円
【2割負担】
約40,000円~80,000円
住居・管理費 約10,000円~70,000円
食費 約30,000円~50,000円 その他 約10,000~30,000円
※一般的な目安を記載しています。詳細は施設及び入居者の状況によって異なります。 ※介護サービス費(1~2割負担)は、介護保険の支払上限額を示しています。上限を超えた分の費用や払い戻しに関しては考慮していません。 ※住居費・管理費には家賃、光熱費、水道料金等が含まれます。 ※その他には、消耗品費、医療費等が含まれます。

「介護療養型医療施設(療養病床)」の介護・医療と居住環境

充実した医療ケアの中で静かな暮らしを送れる

介護療養型医療施設では、食事の提供や介助、入浴、排泄の介助など、生活に必要な介護はすべて行われます。身体が不自由だったり、寝たきりの方も安心して入所できるでしょう。ただし、入所者に重介護者が多く、あくまで医療施設なので買い物の代行やレクリエーション、イベントといった生活をサポートしたり、楽しむためのサービスはあまり期待できません。

一方で、医療ケアの充実度は、あらゆる高齢者向けの住まいの中で随一のものとなっています。医師は医療機関として法令が定める数以上が配置され、看護職員も入所者6人に対して1人の常勤が義務付けられています。そのほか、薬剤師、栄養士、作業療法士、理学療法士なども常駐。「たんの吸引」「胃ろう」「褥瘡」「経管栄養」「尿管カテーテル」などが必要な医療依存度の高い方も、手厚い介護と医療を受けながら、最期まで安心して暮らすことができます。

■人員配置
介護職員 6:1以上(常勤) 看護職員 6:1以上(常勤)
医師 必要数 その他 理学療法士、作業療法士、薬剤師、栄養士など
※一般的な目安を記載しています。詳細は施設及び入居者の状況によって異なります。
■提供される生活援助・介護サービス
食事提供 掃除・洗濯
見守り・生活相談 買い物代行
食事介助 入浴介助
排泄介助 着替え介助
機能訓練(リハビリ) レクリエーション
※◎:ほとんどの施設が提供/非常に充実、○:多数の施設で提供/充実、△:施設によって異なる、▲:少数の施設で提供/あまり充実していない ※一般的な目安を記載しています。詳細は施設及び入居者の状況によって異なります。
■提供される医療サービス
医療ケア 服薬管理
医療機関との連携 通院時の送迎
※◎:ほとんどの施設が提供/非常に充実、○:多数の施設で提供/充実、△:施設によって異なる、▲:少数の施設で提供/あまり充実していない ※一般的な目安を記載しています。詳細は施設及び入居者の状況によって異なります。

生活設備はすべて共有、居室はほとんどが相部屋

介護療養病床の居室は4人で1部屋の「相部屋(多床室)」が基本。中には個室もありますが、重度の認知症の方や感染症に罹患している方など、他の入所者との生活に支障がある方のために利用されるケースが多いようです。また、数は少ないものの、特別養護老人ホームや介護老人保健施設(老健)と同様、「ユニット型個室」を採用している施設もあります。

トイレや浴室などの生活設備については、一般的な病院の入院病棟をイメージするといいでしょう。基本的にトイレや浴室は共用設備になっており、キッチンはありません。入所者の団欒の空間も、入院病棟にあるような食堂、談話室が一般的な形態となっています。

■生活設備
居室の種類 相部屋/個室/ユニット型個室 居室の広さ 6.4平米~
浴室の場所 共有 浴室設備 通常浴室/機械浴室
トイレ 共有 キッチン なし
食堂・リビング 共有 洗濯室 あり
娯楽設備 なし 理美容設備 なし
※一般的な目安を記載しています。詳細は施設及び入居者の状況によって異なります。
■介護・医療系の設備
機能訓練室 あり 健康管理・相談室 あり
※一般的な目安を記載しています。詳細は施設及び入居者の状況によって異なります。

「介護療養型医療施設(療養病床)」の入居難易度

介護療養型医療施設(療養病床)は、将来的に廃止の方針になっており、新設が認められていません。「平成25年介護サービス施設・事業所調査の概況(厚生労働省)」によると、2013年時点で全国に1,647件ありますが、減少の一途をたどっています。

一方で、比較的、安い費用で重介護の方、医療依存の高い方の入所を受け入れ、ターミナルケアも行う施設であることから、退所までのサイクルが長くなり、なかなか空きが出ない状況が続いています。入居難易度が高くなる傾向があるので、待機期間、待機人数を各施設に確認して、施設選びをしたほうがいいでしょう。

老人ホーム・介護施設の比較一覧

介護でお悩みの方なら「介護ガイド」。各高齢者向け住宅の説明や介護保険制度のこと、有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅の入居までの段取りガイドなどをご紹介します。

老人ホーム・介護施設の種類 費用の目安 入居条件 終の
すみか
初期費用 月額 自立 要支援 要介護 認知症
民間型 介護付き有料老人ホーム 0~数千万円 15万~35万円
住宅型有料老人ホーム 0~数千万円 15万~35万円
サービス付き高齢者向け住宅 大半が敷金のみ 13万~25万円
※食事など除く
グループホーム 0~30万円 13万~20万円
シニア向け分譲マンション 数千万~1億円 5万~20万円
※食事など除く
公共型 特別養護老人ホーム なし 6万~15万円
介護老人保健施設(老健) なし 8万~20万円
介護療養型医療施設(療養病床)
※2024年3月末には廃止
なし 8万~20万円
ケアハウス(軽費老人ホーム) 0~数百万円 8万~15万円
受け入れ可 要相談 不可
■記事作成・監修 シニアのあんしん相談室
シニアのあんしん相談室 「シニアのあんしん相談室」は高齢者住宅の相談窓口。介護の知識に長けた専門の相談員が、納得できる施設選びをサポートします。介護ニュースでは、介護に関する最新情報をはじめ、医療や健康に関連するニュースを定期的に発信しています。
記事監修:老人ホーム入居相談員(介護福祉士、社会福祉士、ホームヘルパー2級、宅地建物取引士、認知症サポーター)
トップへ
入居費用・医療体制・入居後の評判など 老人ホーム・介護施設のことなら 何でも聞いてください! 0120-371-652 【平日・土日祝】9:00~18:00 運営協力:関東・関西・東海有料老人ホーム紹介センター