「どんな施設にしたいか?」老人ホーム入居者が施設長と本音対談(2/3)
2017.3.16
【「老人ホームに納得していますか?」入居者が施設長と本音対談】は「実際に入居して約1年経つ利用者さん」と「施設長さん」にご協力いただき、カメラのリハーサルということを告知した上で撮影したものを全3回でご紹介しています。
第2回は、施設内での入居者様同士のご関係、入居して良かったこと、入居してからのギャップ、そしてこの施設をどんな施設にしていきたいかについてです。
実際に施設にご入居されているご入居者様の声を聞き、施設選びのご参考にされてみてはいかがでしょうか。
今回取材に協力してくださった、『ヒューマンライフケア浦和の樹』さんには改めて御礼申し上げます。
入居者さん同士の関係について
<入居者さん>
みんなそれぞれ自分の個性がありますから楽しいですよ。いない人がいるからといって陰口を聞くこともないですよ。自分のペースでそれぞれやってますから大丈夫ですよ。
入居して良かったことは?
<入居者さん>
手術をしたり、病気をしたときに、この施設の対応が良かったです。
ここに入居するまでは独り住まいだったので、入院も手術も誰かの手を借りる必要がありました。
ここに入居してからは、すべてやってもらえたので良かったです。
この施設をどんな施設にしていきたいですか?
<施設長>
僕は単純に“家族”のような形の施設を作りたいんですよ。
なので遠慮なく言ってくれるし、こちらもできないことは気兼ねなく言えるし。
協力できることはみんなでやりましょうという集合体といいますか、施設というよりは家族に近い集合体を作っていければと思っています。
<入居者さん>
できないのであれば、なぜできないのか理由を聞かせてくれれば理解できます。
私も入居するときにそれを感じたので、あんまり大きな施設でなく、小さくて窮屈なところでもなく アットホームさを直感で感じて決めました。 それから、駅から近い利便性と、近くに文化施設があることも決め手でした。
入居してみてギャップはありましたか?
<入居者さん>
(入居してからのギャップは)なかったですね。私が外に出てることが多いのもありますけど。
まだ入居するまで住んでいた場所が残っているので、リハビリのつもりで掃除に行っていますが、その行き帰りも息抜きのひとつになっています。
ここに丸一日いて外に出ない日はあまりないかもしれません。
- 【「ヒューマンライフケア 浦和の樹」に関連する記事はこちら】
- 第1回「要望を伝えやすい環境か?」入居者が施設長と本音対談(1/3)
- 第2回「どんな施設にしたいか?」入居者が施設長と本音対談(2/3)
- 第3回「どんな人が合う?」入居者が施設長と本音対談(3/3)
- 【ヒューマンライフケアの施設はこちら】
記事監修:老人ホーム入居相談員(介護福祉士、社会福祉士、ホームヘルパー2級、宅地建物取引士、認知症サポーター)