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老人ホームの入居審査に落ちたのはどうして?6つの理由と対処法を解説

2024.1.25

老人ホームの入居審査に落ちたのはどうして?6つの理由と対処法を解説

老人ホームの入居審査に落ちてしまった際には、どのような理由で落ちたのかを把握しておきましょう。落ちた理由が分かれば、次の審査までに対策を講じることができます。

そこで本記事では、入居審査に落ちる6つの理由と、それぞれの対処法について解説していきます。

「次こそは入居審査に通りたい」と考えている方は、ぜひチェックしてください。

この記事の監修者:中谷ミホ

中谷ミホ

介護職員・相談員・ケアマネジャーとして介護現場で20年活躍。現在はフリーライターとして、介護業界での経験を生かし取材活動や介護に関わる記事を多く執筆している。
保有資格:介護福祉士・ケアマネジャー・社会福祉士・保育士・福祉住環境コーディネーター3級

X(旧Twitter):https://twitter.com/web19606703

note:https://note.com/jippo_note_/n/n7091dfd89c67

■この記事でわかること

  • ・老人ホームの審査に落ちた理由と対処法
  • ・老人ホームの審査に落ちた際にすべきこと

老人ホームの入居審査に落ちた理由

老人ホームでは、入居者の安全かつ快適な生活を実現するために、さまざまな基準を定め、入居審査を行っています。

そのため、入居審査に落ちてしまった方は、施設側が入居を受け入れられないと判断した理由があるはずです。

落ちてしまった理由として考えられるのは、以下の6つです。

老人ホームの入居審査に落ちた理由

それぞれの理由について、以下で詳しくみていきましょう。

介護区分・年齢を満たせていない

介護区分と年齢の条件を満たせていないと、老人ホームの審査は通りません。

老人ホームは、介護保険法に基づいた公的な介護保険施設と、民間企業が運営している民間施設に分けられます。

公的施設は法律により、民間は施設ごとに入居可能な介護区分と年齢の条件が設定されています。

例えば、公的施設である特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)の入居条件は、「65歳以上で、原則として要介護3以上」とされています。

一方で、民間施設である有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などの入居条件は、「65歳以上の要介護のみ」や「60歳以上で自立〜要介護5」などと、施設ごとに設定しているのが特徴です。

介護区分と年齢の条件は、各老人ホームのパンフレットやホームページに明記されているため、申し込み前にチェックすると良いでしょう。

入居の条件については、以下の記事で詳しく紹介しています。是非ご参考ください。
老人ホームに入るには?5つ条件をわかりやすく解説

それぞれの施設が設けた条件の対象から外れている

民間施設の入居条件は施設ごとに設定されています。

民間施設は、前述した介護区分や年齢だけではなく、ケア方針や介護・看護体制などにも特有の条件を設けており、その条件から外れた方は、入居審査に落ちる可能性があります。

例えば、疾患により安全な施設生活が難しいと判断された場合などに、入居を断られることがあるでしょう。

民間施設では、介護区分や対象年齢以外の入居条件についても、申し込み前に細かく確認が必要です。

利用料の支払い能力がないと判断された

初期費用や月々の利用料を支払う能力がない場合も、入居審査で落とされます。

入居審査では、入居希望者の資産や年金収入などの経済状況を確認し、初期費用の支払いと月々の利用料を滞りなく支払い続けられる能力があるかどうかを確認しています。

とくに民間施設では、各施設のサービス内容や立地、築年数などにより、支払う金額が大きく異なるため、無理なく支払い続けられる施設を選ぶことが大切です。

シニアのあんしん相談室なら、経済状況に合った老人ホームを簡単に見つけられます。施設ごとの費用を比較して選ぶこともできますので、まずはお気軽にご相談ください。

保証人や身元引受人がいない

老人ホームに入居する際には、保証人や身元引受人が必要とされることがほとんどです。

多くの場合、入居者の親族が引き受けますが、頼める親族がいない場合は入居審査に落ちる可能性があります。

ただし、なかには保証人や身元引受人を不要としている施設や、保証会社や身元引受サービスの利用での入居を認める老人ホームもあるため、施設側に確認しましょう。

なお、老人ホームの入居における保証人と身元引受人の役割は、以下のとおりです。

■保証人

  • ・支払い債務の連帯保証を狙う

■身元引受人

  • ・入居契約や本人の判断能力が低下した場合に、本人に代わって意思決定を行う
  • ・本人が亡くなった後の身柄や荷物を引き取る
  • ・経済的な面では保証人と同じ役割を担う

施設が医療的ケアに対応できない

施設が、入居者の必要とする医療的ケアを提供できない場合も、入居審査に通りません。

医療的ケアへの対応範囲や看護師の配置体制は施設ごとに異なります。インスリン注射や喀痰吸引、人工呼吸器の管理など日常的な医療的ケアが必要な方は、対応してもらえる老人ホームを選びましょう。

また、看護師の配置が義務付けられている施設でも、夜間は不在となる施設も少なくありません。

昼夜を問わず医療的ケアを必要とする方は、看護師の配置体制も確かめたうえで、入居の申し込みを行いましょう。

【監修者コメント】

持病のある方や医療的ケアが常時必要な方は、施設がどこまで対応してくれるのか、また看護師の配置や人数、夜間の対応など具体的な内容まで確認しておきましょう。


施設が認知症に対応していない・対応範囲から外れている

施設が認知症に対応していない場合、認知症の方は審査に落ちることがあります。

認知症のケアには、専門的な知識や技術が必要です。しかし、認知症に対応していない施設では、適切なケアを提供できる体制を整えていないため、入居を断られます。

また、認知症による問題行動がある場合には、入居希望者や入居者の安全のために、入居を断られてしまうことがあるでしょう。

施設によっては認知症の方の入居基準について「軽度の認知症の方」と対応範囲を限定している場合もあります。

認知症の方は、認知症ケアを受けられる施設を選びましょう。

老人ホームの入居審査に落ちてしまった際にしたいこと

入居審査に落ちてしまうと、今後のことが不安になる方もいるでしょう。

しかし、落ちた理由を確認したうえで適切な対策を講じれば、審査に通る可能性があります。

以下で、具体的な対策を2つ紹介します。

まずは審査に落ちた理由を確認する

老人ホームの入居審査に落ちてしまったら、まずは、落ちた理由を施設側に確認しましょう。

審査に落ちた理由が改善できるものであれば、あらためて入居申し込みが行える可能性があります。再審査に通れば、第一希望の施設に入居できるかもしれません。

一方で、入居審査に落ちた理由が改善できないものであれば、別の老人ホームを探し直す必要があります。その際は、落ちた理由を踏まえて、受け入れ可能な老人ホームを探しましょう。

地域包括支援センターや施設紹介サイトを活用する

老人ホームを探す際には、地域包括支援センターを活用しましょう。

地域包括支援センターは、高齢者やその家族の支援を行う機関として、全国の市町村に必ず設置されています。施設入居に関する相談も受け付けており、条件に合った施設を紹介してもらえます。

ただし、地域包括支援センターが紹介する施設は、近隣の施設に限られるため、広範囲で施設を探したい方には不向きです。

広範囲で探す場合は、民間の施設紹介サイトを活用しましょう。施設紹介サイトとは、老人ホームの情報をインターネットで探せるサイトのことです。

全国の施設情報を網羅しているので、条件に合う施設を簡単に見つけられるでしょう。

こうしたサイトのなかには「シニアのあんしん相談室」のように、プロの相談員が事前相談から入居までサポートしてくれるサイトもあります。

条件に合う施設を見つけたい方は、お気軽にお問い合せください。


【監修者コメント】

地域包括支援センターや施設情報サイトを活用すると、条件に合う施設を効率的に探せます。

老人ホームの入居審査【まとめ】

入居審査に落ちてしまったら、落ちた理由を施設側に確認することが大切です。理由が改善できるものであれば、再審査を経て入居できるかもしれません。

改善が難しく別の老人ホームを探し直す際には、地域包括支援センターや施設情報サイトを利用すると、条件に合う施設をスムーズに見つけられるでしょう。

シニアのあんしん相談室では、専門の相談員が細かな条件やご希望を丁寧にヒアリングし、入居希望者様にぴったりの施設をご紹介いたします。

「次こそは入居審査に通りたい」という方は、お気軽にシニアのあんしん相談室へお問合せください。

【監修者コメント】

入居審査に落ちたら、まずは施設側に落ちた理由を確認します。改善できるものであれば対処し、改善が難しい場合は地域包括支援センターや施設情報サイトを活用して、条件に合う施設を探しましょう。

■記事作成・監修 シニアのあんしん相談室
シニアのあんしん相談室 「シニアのあんしん相談室」は高齢者住宅の相談窓口。介護の知識に長けた専門の相談員が、納得できる施設選びをサポートします。介護ニュースでは、介護に関する最新情報をはじめ、医療や健康に関連するニュースを定期的に発信しています。
記事監修:老人ホーム入居相談員(介護福祉士、社会福祉士、ホームヘルパー2級、宅地建物取引士、認知症サポーター)
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