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【連載】第2回 眠るだけで健康になる“あたため睡眠”とは? 睡眠を制するものは人生を制する!

2017.5.4

100歳まで健康か病気になりがちかを分けるのは「眠り方」です。第2回は寝るだけで健康になれる「あたため睡眠」を100歳まで元気でぽっくり逝ける眠り方』の共同著者である血流カウンセラー片平 健一郎さんにご紹介いただきます。

「数十年飲み続けていた薬をやめることができた」「父の認知症の進行が止まり、徘徊やせん妄などが改善された」「寝るだけで7キロやせて、糖尿病が治った」など、「あたため睡眠」を実践された方々の驚きや感謝の声も多数届いているそうです。そんな「あたため睡眠」の詳しい方法とは?

手足が冷えて眠れないのは血流が悪いことが原因!

前回「【連載】第1回 不健康な人は医療・介護で1億円かかる!?“睡眠""と“健康寿命”の関係」で睡眠と健康の重要な関係性をお話しました。最期まで健康で楽しい人生を送るためには「いい睡眠」を取ることが鍵なのです。

では、「いい睡眠」とはどのようなものなのでしょう。
まずは睡眠の仕組みを少しご説明いたします。
人の体は通常、夜、睡眠前に体温が上昇し、睡眠に入ると体温が低下する仕組みになっています。 寝る前にリラックスした状態になると、手足の毛細血管の血流がよくなり(血液を手足の毛細血管に移動させることにより)、皮膚の表面温度が上がります。そうすることにより、深部体温が下がり、基礎代謝能力を下げて脳と体を休ませようとしているわけです。

ここ最近「手足が冷えて眠れない」と悩んでいる人が増えています。こういった悩みのほとんどは、低体温で血流が悪いことが原因です。もともと体温の低い人は、体の中心部の温度を冷やさないように血液が極力手足の毛細血管を通らないようにするため、血流が悪くなり、手足が冷えてしまいます。手足に血液が流れないといざ眠ろうとしても深部体温が下がらないため、体がなかなか眠る状態にならないのです。

また、毛細血管で十分な血が回らず、皮膚の表面温度が下がったままだと、「体が覚醒している」と勘違いしてしまい、脳と体を十分に休ませることができないのです。

交換神経と副交換神経の違いの説明_片平健一郎氏

「あたため睡眠」が病気にならない体をつくる

睡眠中の人間の体温は1~1.5℃低下しています。体温が1度下がるごとに免疫力は35%下がり、基礎代謝能力も15~25%下がることがわかっています。つまり、人間は睡眠中に病気になりやすいということです。この問題を解決するために、私たちは規則正しく十分に睡眠時間を取ることに加えて、もうひとつ提唱していることがあります。

それが、体をあたためながら眠ること。その名も「あたため睡眠法」です。これは、睡眠時に病気が進行しやすい35.5度以下になるのを防ぎ、高い免疫力を維持したまま眠る方法です。
体をあたためることによって、毛細血管の血流も良くなるので、病気になりにくい体をつくることができます。

体をあたためることは重要ですが、電気の力で暖めることはおすすめしません。たとえば、電気毛布や電気敷布、電気カーペットなどを使われている方は多いでしょう。しかし、これらの製品は一般的に体に有害とされる電磁波(欧米では人体への影響を考え、電磁波防護基準が法律化されています)の発生を伴います。電熱線が流れる過程で電磁波が発生するだけでなく、体をあたためて水分を奪っていくため、血液がどろどろの脱水症状になってしまうおそれがあるのです。

あたため睡眠の効果

質の高い睡眠で100歳まで健康を目指そう

体を温めると、副交感神経が優位になりリラックスした状態で深い眠りに入っていくことができます。副交感神経は睡眠や深呼吸などによってリラックスすることにより優位になります。

副交感神経を優位にするメリットは、血流の循環をよくするだけではなく、腸などの内臓が活発に働くのも実は副交感神経が優位なときなのです。交感神経が優位なとき、たとえば激しい運動をしているときや、ストレスのかかる仕事をしているときは、内蔵は活発に機能していません。
質の高い睡眠がとれれば、腸の働きが活発になるのと同時に、血液の質も上がっていきます。

副交感神経が優位な状態(リラックス状態)で睡眠に入ることができれば成長ホルモンの分泌が盛んになり、細胞の再生・修復が行われ、結果として血液もきれいになっていきます。

また、睡眠は新しい血液をつくる時間でもあります。新しい血液は、おもに骨髄でつくられますが、おもに睡眠中にまとめて生産されています。昼間は骨髄に重力がかかっていて、十分に血液はつくられませんが、横になって重放していあげることによって、スムーズに血液がつくられます。

だから寝不足が続くと、骨髄が血液をつくる時間がなくなり、汚れた古い血液が使いまわされることになります。それが、血液の質の悪化や病気の症状となって現れてしまうのです。

100歳まで健康な体

体をあたためる方法とは?キーワードは「遠赤外線」

どのように体をあたためればよいのでしょうか。
キーワードは「遠赤外線」です。
遠赤外線とは、4~1000マイクロメートルの波長をもつ電磁波のこと。電磁波と聞くと危険なイメージがあるかもしれませんが、遠赤外線はどんな物体からも必ず放射されています。実は、私たちの体からも微弱ながら遠赤外線が放たれているのです。ですから、体に害のない電磁波です。

「もの」をあたためる効果のある遠赤外線は、空気を媒介とせず、直接「もの」に放射されるため、表面だけでなく遠赤外線を吸収した内部からも加熱されます。このため、遠赤外線を用いて調理すると、加熱効果が高く、色や香り、風味が損なわれにくくなります。身近なもので遠赤外線を多く放射するのが炭火です。「炭火で焼いた焼肉はおいしい」といわれるのはこのためです。

遠赤外線を体に当てると、体温も上がります。そのメカニズムは、共鳴・共振という現象で説明できます。
共鳴・共振とは、音叉(特定の高さの音を発するふた股に分かれた金属製の道具)を使って説明することができます。例えば、同じ音程の音叉を近づけておいて、片方の音叉をたたくとその音叉から発せられた音波に、もうひとつの音叉が反応し、同じように鳴りはじめる現象がそうですね。

同じ波長の音波が重なり合うと、共鳴・共振という現象が起こるのです。人体と同じ周波数の遠赤外線を発生している物質を身体に近づければ、身体が共鳴・共振し、自分の身体からも遠赤外線が発生します。この産熱によって身体の芯からポカポカとあたたかくなるという訳です。

太陽を積極的に浴びる

遠赤外線の中でも、特に人間の体が発する遠赤外線と同じ波長の遠赤外線を含んでいるのが太陽光線です。 近年マスコミやコマーシャルなどで「赤外線対策をしないとしみやソバカス、しわができる」といった情報が盛んに流れている影響で「太陽光を浴びるのは悪いことだ」というイメージをもっている女性や若者が増えています。
たしかに、紫外線の浴びすぎは肌によくありませんが、「太陽光=悪」と短絡的に決め付けるのはよくありません。

太陽光を浴びてセロトニンを分泌させることは、がんや骨粗しょう症などの予防に効果があるだけでなく、不眠症やうつ、引きこもりといった深刻な現代病の解決につながります。

睡眠中に体温を下げることなく眠るには、遠赤外線(生育光線)を当てるのがいちばんです。 といっても炭火を抱いて寝るわけにはいきませんよね。 そこでおすすめなのが温泉です。 家の沸かし湯の風呂と違って、温泉に入ったあとはしばらく体の内側からポカポカとして、湯冷めしにくいですよね。実は、温泉に溶け込んでいる鉱石(ミネラル)から遠赤外線が放射され、体が共鳴しているのです。ですから、家の近くに温泉がある人は、温泉につかってから眠りにつくといいでしょう。

とはいえ、近くに温泉がないという方も多いですよね。そのような方には、温泉のように、十数種類の自然界の鉱石や火口岩を組み合わせた混合鉱石からつくられた医療用遠赤外線パットがおすすめです。寝ている最中もずっと体をあたためてくれるので、体温を下げることなく眠ることができます。

▼【100歳まで元気でぽっくり逝ける眠り方】の著者が代表を務める株式会社PMCが開発した医療用遠赤外線パット「アルファスりーム
株式会社PMCが独自に開発した黒トルマリン、イチョウの化石、珊瑚の石を含む11種類の粉末状の鉱石を練りこんだ機能性寝具です。
「アルファスりーム」は電気を使わず、遠赤外線の共鳴・共振によって身体を震わせ、芯から温める仕組み。 交感神経を沈めて心拍数も落ち着かせることができ、入眠時から温泉に入ったような心地よさが持続し、安らかな深い眠りと共に、全身の細胞の再生を促します。温泉以上に手軽に、元気回復を実現。

実際にシニアのあんしん相談室レポーターも体験しています。詳しくは【iQOS(アイコス)の次は『ケンコス』が流行る!? 注目の最新健康機器4選を体験レポート!】をご覧ください。

今日からあたため睡眠を実施して健康寿命を延ばしましょう

私が知っているどんな健康法よりも、最も無理なく生活のなかに取り入れることができ、だれでも実践できる「いちばんシンプルで、いちばんやさしい健康法」です。生まれたばかりの赤ちゃんから、学生、主婦、ビジネスパーソン、シニア世代から寝たきりの高齢者まで、どんな人でも今日から始めることができます。

ぜひ今日からあたため睡眠を実施してみてください。

次回は「身体も頭も健康な100歳になれる15のルール完全解説」をご紹介します。

100歳まで元気でぽっくり逝ける眠り方(あさ出版) 引用著書:100歳まで元気でぽっくり逝ける眠り方
安眠ドクター:大谷 憲、血流カウンセラー:片平 健一郎 著 ベストセラー 東京有明医療大学教授 川嶋郎氏推薦

記事監修 大谷憲
大谷憲(おおたに・のりお) 安眠ドクター
薬を売らない薬剤師/日本睡眠学協会理事長/株式会社PMC代表取締役 1965年、富山県生まれ。東北薬科大学薬学部卒業後、薬剤師免許取得。某大手製薬会社に5年間在籍。薬害で祖父を亡くし、薬の研究を続けるが、93年「やっぱり薬で人は助けられない」との思いから、製薬会社を退職。2002年、「あたため睡眠」を実現する医療機器製造会社・株式会社PMCを設立。現在は、代替医療、予防医学をコンセプトに、睡眠の大切さを広める啓蒙活動として全国で講演、商品の普及活動に従事している。
記事監修 片平健一郎
記事監修:片平健一郎 (かたひら・けんいちろう) 血流カウンセラー/日本睡眠医学協会理事/骨盤セラピスト協会理事/日本催眠応用医学会理事/株式会社PMC 東京オフィス代表/株式会社ホリスティックウェルネス代表取締役
1975年、宮城県生まれ。東北芸術工科大学建築・環境デザイン学科卒業。 10年間に及ぶ5000人を超える血流カウンセリング実績により、毛細血管の血流循環こそが健康と未病、病気を分けるヒントとなることを知る。 さらに、健康長寿のための効果的な方法は「眠り方」にあることを発見。以来、誰にでもできる健康法として「あたため睡眠」を広げる活動をしている。
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