甲斐直子インタビュー

シニアのあんしん相談室で対面での相談を担当している甲斐さん。シニアのあんしん相談室の相談員になってからどれくらいになりますか？

（甲斐）5年目になります。ただ、その間に育休を2回取っておりまして、今年の5月に復職しました。前職も老人ホーム紹介センターの相談員を7年間、その前は特別養護老人ホームで介護職を4年間しておりました。

介護業界での経験が10年以上もあるんですね！それは頼もしいです。
シニアのあんしん相談室では、WEBサイトから相談者様からの電話やメールを受けて案内をする相談員がいますが、甲斐さんは対面での相談員ですよね。

（甲斐）はい、私は一都三県の病院を中心に居宅介護支援事業所・地域包括支援センター・老人保健施設といった事業所へ営業活動をしており、そこで信頼関係を築いて紹介をいただいております。WEB（お電話・メールでの相談）との違いは事前にご自宅訪問・入院先での対面相談と見学同行ができ、お客様に寄り添った対応ができます。

事前に状況を把握していただいた上で見学にも同行していただけると大変心強いですね！シニアのあんしん相談室に相談される方はどのような方が多いですか？

（甲斐）病院の方からご紹介いただくことが多いので、退院後にご自宅での生活が難しい方、お一人暮らしが厳しくなってきた方から相談を受けます。

シニアのあんしん相談室に相談される方はどのようなことでお困りの方が多いのでしょうか？

（甲斐）医療が必要な方、リハビリを継続したい方、お金に関する相談など様々な相談を受けています。

医療対応やリハビリの継続が必要になってくると、老人ホームの入居費用以外にもお金が必要になってくるので心配ですよね。相談を受けることになると、相談者様のお話をどのようにお伺いしていますか？

（甲斐）まずはご相談内容をしっかり伺い把握した上で、相談員としてのご提案をさせていただきます。ご相談内容によっては全て受け入れることは難しい場合もあるので、一緒に優先順位を考えて入居後に安心できるご提案を心がけております。

1人で探していると、無意識に優先したいと思っていたという条件もあったりするので、相談することで問題をよりクリアにできますよね。相談を受ける際によく聞く困りごとはどんなことが多いでしょうか？

（甲斐）1番多いのはお金に関するご相談が多いです。入居一時金、月々の費用、年金・貯蓄でやっていけるのかどうかというものが多いです。

お金の問題は尽きませんよね。

（甲斐）有料老人ホームは決して安いお買い物ではないので、その方のご予算感は必ずお伺いしてます。その上で実際はいくらかかるのか、事前にお伝えした上でご見学へ案内しております。また、ご自宅に伺った際に施設に入った後空き家になるご実家についてのご相談もありますね。その際は不動産売却について相談に乗ることができる者もおります。

なるほど。シニアのあんしん相談室ではそのようなフォローもできるんですね。
甲斐さんが相談を受ける際に気を付けていることはありますか？

（甲斐）実際に受けるご相談のほとんどがご家族様からです。ご本人様は入居に対しては快く思っていないこともあります。またご家族様の中で意見が一致していないケースもあります。ご家族、ご本人様とご希望にずれはないかをお伺いして、気持ちよく入居できるように心がけております。

入居をしたあとも人生はまだまだ続くので、少しでも気持ちよく過ごしてほしいですよね。
入居が決まった後は何かアフターフォローなどはありますか？

（甲斐）入居が決まってゴールではなく、またスタートとなります。もしご入居したホームに対してご意見があった場合は直接言いにくいこともあると思うので、弊社を通してご連絡いただけます。お気軽にお問い合わせください。

今日はありがとうございました、これからもがんばってください！