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高齢者は家族と一緒に食事するほうがいい? 1人での食事が危険な理由

2017.8.4

のどに食べ物が詰まったり、むせたりするというのは誰にもでも起こりうるものです。一時的なものであればそれほど憂慮することはないのですが、高齢者の場合「嚥下障害(えんげしょうがい)」を起こしている可能性があるので注意が必要です。「嚥下障害」は場合によって、命にかかわる問題を引き起こすこともあります。高齢者が食事をするときは一緒にいてあげる必要があります。 以前に掲載した『肺炎の原因にも!嚥下機能が低下した高齢者への食事の配慮』の記事でも、嚥下機能の低下に関する内容をご紹介しました。 今回は、嚥下障害のより詳しい内容や、引き起こす問題まで掘り下げてご紹介します。

嚥下障害が肺炎の原因になる

嚥下障害というのは、簡単に言うと「飲み込んだり吐き出したりする能力が低下すること」を言います。食べ物を飲み込む力が低下すると、誤嚥(食べ物が誤って器官に入り込んでしまうこと)が起こりやすくなり、また吐き出す力も弱くなっているので、むせることで吐き出すこともできません。そうすると器官がつまり、最悪窒息してしまう危険があります。
また、器官に食べ物が入ると、それが原因になって肺炎を引き起こす可能性があることも忘れてはいけません。 日本人の死因第4位は肺炎です。そして肺炎で死亡する方の9割が65歳以上の高齢者。そしてそのうちの6割が、誤嚥によって発症する「誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)」なのです。

嚥下機能の低下が引き起こす問題

窒息や肺炎以外にも、嚥下障害が引き起こす問題は多々あります。

【栄養不足・脱水症状】

嚥下障害が起こることで、高齢者の方々は摂食機能(食べ物を食べる機能)が低下し、食事そのものを摂ることが困難になります。また、誤嚥性肺炎を起こした高齢者は「無症候性脳梗塞」を発症し、ドーパミンの分泌が減り、そのことが嚥下機能の低下を引き起こすという悪いサイクルが発生するケースが多くなるのです。その結果、栄養不足や脱水症状に陥りやすくなります。

【筋力が低下する】

食事が摂りづらくなることで、全身の筋力が低下し、椅子に座っていることも難しくなり、生活に介助が必要になってしまうケースがあります。また口腔や咽頭筋の低下が起こることで話すことが減ったり、周囲とのコミュニケーションがスムーズにできなくなったりするなど、嚥下機能の低下は高齢者にとって重要な問題であるのです。

嚥下障害が起こる原因

では、嚥下障害はどうして引き起こされるのでしょうか?

【舌機能の低下】

口蓋(口の中における上あごの部分)に対して舌を押し付ける圧力(舌圧)が低下することで、嚥下時の口腔内圧の低下が引き起こされ、それが飲み込む力を低下させます。舌圧は加齢とともに低下する傾向があるので、高齢者に嚥下障害が起こりやすくなるのです。日常的に舌を動かすトレーニングをするなどして、できるだけ舌圧が下がらないようにしましょう。

【唾液の量が減る】

高齢者は唾液の分泌量が少なく、口の中が乾燥しやすくなります。口の中の乾燥(口腔乾燥)は咀嚼や嚥下機能などの口に関する機能に影響を及ぼす原因のひとつです。口の中が乾燥しがちな高齢者は嚥下機能が低下しがちになります。
唾液の分泌量を促すものに、唾液腺マッサージがあります。唾液腺は耳の下、あごの下、舌の下と3か所あります。マッサージして唾液量を増やすようにしましょう。

安心して食べることができるというのは、高齢者の生活にとって非常に重要なポイントになります。嚥下障害は加齢とともに誰にも起こりうることです。ご家族に高齢者がいる方は、彼らが食事を摂る際にはそばに一緒にいてあげて、急いで食べないように注意したり、料理が飲み込みやすいような形状になっているかなど確認したりしてあげるようにしてください。

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■記事作成・監修 シニアのあんしん相談室
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記事監修:老人ホーム入居相談員(介護福祉士、社会福祉士、ホームヘルパー2級、宅地建物取引士、認知症サポーター)
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