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シルバーカーと歩行器、何が違う?利用法と選び方も知っておこう

2017.5.1

シルバーカーの利用方法と選び方

高齢になると体力の減退や筋力の低下によって、疲れやすくなったりバランスを崩したりして転倒しやすくなります。体力の落ちた方がシルバーカーを利用する場面をよく目にしますが、転倒を予防する歩行器(歩行車)とはどう違うのでしょうか?

ここでは、シルバーカーの選び方と歩行器との違い、シルバーカーの利用法についてご紹介します。

シルバーカーとは

シルバーカーは長時間歩くときや、荷物を持ち運ぶときに利用します。買い物がしやすいように、カゴがつくなどの工夫がされています。移動に疲れた場合は椅子にして休憩をとることも可能です。

散歩に便利なコンパクトタイプのものから、一回り大きなミドルタイプ、さらに大きなボックスタイプやワゴンタイプとさまざまな種類があります。

シルバーカーと歩行器の利用法の違い

実は、シルバーカーは歩行にあまり問題のない方が利用することが多いです。シルバーカーを利用する目的は歩行を安定させるのではなく、「荷物を運びやすくすること」「疲れた時に座る」ためなのです。

一方で歩行器(歩行車)は自立歩行が難しい方を対象に作られており、ハンドル部分が身体を囲うように大きくU字型にできているのが特徴です。手の位置が身体に近くなることで、体重を支えながら歩くことができます。シルバーカーのように前傾になることがないので、背筋を伸ばしたまま歩くことができます。

このようにシルバーカーと歩行器は目的が似ているようで違います。 買い物や歩行の疲労を軽減させたいのか歩行をサポートしたいのか、2つの利用法のうち、どちらが目的に合っているかを意識して選択しましょう。

シルバーカーを選ぶ際のポイント

シルバーカーを選ぶ際は身体に合っていることが大切です。 いくら、歩行を助ける目的ではないとは言え、身体に合っていないものを選んでしまうと転倒する恐れがあります。シルバーカーを選ぶときは次の3点に注意しましょう。

・ハンドルの高さが調節できるかどうか

利用者にとって身体に負担がかからない位置、体重がかかりすぎない位置にハンドルがくるようにしなければいけません。高さ調節ができないと、適切な場所にハンドルが来ないため、ブレーキ操作が遅れたり、バランスが崩れやすくなったりして転倒する可能性が高くなります。

ハンドルの理想的な高さは、「身長を2で割った数字に5~15cmを足した高さ」が理想だと言われています。自分のつかみやすい高さを探してみましょう。

・ブレーキ操作が容易かどうか

シルバーカーを安全に利用するためには、ブレーキ操作も重要です。基本的にはハンドルを握る動作と一緒に、ブレーキレバーも握れるようになっています。ハンドルの形は自転車のように「U」の字になっているものと、ベビーカーのように「Π」の字になっているもの(冒頭のイラストのようなもの)とがあります。

Uの字型は左右の端にそれぞれブレーキが付いており、Πの字型はハンドルの真ん中部分に1つブレーキが付いています。U字型は自転車と同じように、親指以外でブレーキレバーを握ります。一方で、Π字型は親指でレバーを引っかけるように操作します。

選ぶポイントとしては、ハンドルを持ったときに「どちらが握りやすいか」「どちらが自然に操作できるか」が重要になります。 購入される際は、実際に操作してみて握りやすいものを選ぶことをおすすめします。

・収納スペースのバランスと安定性は良いか

サイズが大きくなると、シルバーカー自体の重量も大きくなります。さらに、買い物で商品をたくさんカゴに入れると重くなって動きにくくなったり、疲れやすくなるので注意が必要です。また座面に座る頻度も多くなるでしょう。買い物に行く頻度が多い方は、シルバーカーの安定性や座り心地をポイントに選ばれてはいかがでしょうか。

シルバーカーの利用方法と選び方

シルバーカーは利用者の幅が広く、さまざまなタイプがあります。
コンパクトでオシャレを意識したものもあれば、車輪が広く設定され、座り心地を優先したものもあるので、いろんな商品を見て検討してみてください。

歩行器ほど歩行を補助するものではありませんが、疲労をやわらげて外出する回数が減ってしまうのを防ぐ効果が期待できます。

「祖父や祖母にたくさん歩いて元気でいて欲しい」と願う家族、または「たくさん外出して元気である様子を家族に見せたい」という高齢者にこそシルバーカーをおすすめします。

■記事作成・監修 シニアのあんしん相談室
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記事監修:老人ホーム入居相談員(介護福祉士、社会福祉士、ホームヘルパー2級、宅地建物取引士、認知症サポーター)
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