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【連載】第1回 不健康だと医療介護で1億円かかる!?“睡眠"と“健康寿命”の関係

2017.4.13

片平 健一郎(中央)、広報 吉中(左)、記者 中村(右)

日本では急速な高齢化が進み、介護要員の慢性的な不足が課題になっています。多くの場合、家族で介護しますが長期にわたると心が疲れて虐待をしてしまったり、家族がバラバラになってしまうケースも少なくありません。こうした事例が増えてきたことからも「頭も体も健康で長生きすること」を望む声が増えてきたのではないでしょうか。人生の3分の1を費やす睡眠が「人生の質」を決定づける。『100歳まで元気でぽっくり逝ける眠り方』の共同著者である血流カウンセラー片平 健一郎に「正しい睡眠」の秘訣を伺いました。

不健康な人は医療・介護で1億円かかる!?

大きな病気を患えば、大金が飛んでいくこともあります。厚生労働省のデータ(2010年推計)によると、国民1人あたりの生涯医療費は2400万円。7割が医療保険でまかなわれ、原則3割の自己負担だとしても700万円以上を家計から支出しなくてはいけないのですから、侮れません。

例えば、85歳まで病気にならなかった健康な人と、85歳まで病気を繰り返し介護を受けた人では、生涯1億円以上の医療費・介護費を使うことになります。
全額自己負担をするわけではありませんが、それでも多大な額の自己負担を強いられ、公費も消費する結果となります。
どうせなら楽しいことにお金を使いたいですよね。
大切なお金を医療費に使わずに人生をまっとうするには、自ら病気を予防して、病気にかからないことが大切なのです。

日本人の多くは9~13年もの間、「病気の期間」を過ごすことに

ご長寿国家の日本。2012年時点の厚生労働省の発表によると、日本人の平均寿命は男性で79.94歳、女性で86.41歳でした。2016年現在では世界保健機関(WHO)調べで日本人の寿命はさらに延びており、男性は世界6位の80.5歳女性は世界首位の86.8歳と世界長寿第一を維持しています。しかし平均寿命だけでは手放しで喜んでもいられません。寝たきり、介護が必要な状態、薬漬けの生活者を含みますので、平均寿命が長いからといって必ずしも幸せな老後を過ごしているとはいえないのです。豊かな老後をおくるために注視すべきは「健康寿命」を伸ばすことなのです。

健康寿命と平均寿命

日本人の3人に1人は睡眠障害。特に多いのが「睡眠不足」

「睡眠障害」とは、不眠症や、無呼吸症候群など107種類にも及び、夜中に何度も起きてしまうのも睡眠障害の一種とされています。その中でも特に多いのが「睡眠不足」です。仕事や生活習慣の乱れなどで、十分に睡眠を取れていない現代人は少なくありません。

睡眠不足が引き起こす問題として、睡眠が6時間切るとミスを起こしやすくなります。6時間以下の睡眠を1週間続けると、丸2日も徹夜したときと同じくらいの頻度やレベルのミスを起こすと言われています。睡眠不足によっていちばんダメージを受けるのは大脳です。体には本来、自己修復機能が備わっているのですが、睡眠をとらないと脳の損傷が進み、脳細胞がダメージを受けてしまいます。

脳はエネルギーと血液と酸素を大量につかっているため、脳の疲れをとるには、長い時間を必要とします。寝不足が続くと、使いっぱなしのパソコンがオーバーヒートするように、脳細胞が破壊され、ミスがおきやすくなるのです。

睡眠習慣と学力(成績)の関係性

ぽっくり逝ける人は7時間半睡眠

東京家政大学の市丸雄平教授の研究によると、7〜8時間の睡眠時間をとっている人の死亡率が最も低く、睡眠時間が3〜4時間未満の人は、2倍も危険が増すという結果が出ています。ぽっくり逝くには、7時間〜7時間半(90分×5セット)が理想的な睡眠時間だと言えます。

しかし、時間だけではありません。そこには成長ホルモンが大きく関わっています。成長ホルモンは、脳を休息させ、成長を促す役割も担っています。睡眠をしっかりとって成長ホルモンが正しく分泌されないと、脳細胞はどんどん死んでしまうことになるのです。成長ホルモンには「ゴールデンタイム」があります。眠りについてから2~3時間もの長い間が分泌されますが、夜10時~午前2時にかけて最も活発に成長ホルモンが分泌されると言われ、午前3時以降は分泌しないという報告もあります。
※最近の研究では睡眠導入時の眠りの深さに比例するとも言われています。

だから、夜の10時には寝ることをおすすめしています。どうしても帰りが遅い人でも日付が変わるまでに眠りにつかなければ、十分に成長ホルモンが分泌されず、脳や身体の成長、回復に支障をきたします。それはすなわち病気に直結することになるのです。

成長ホルモンのほかにも、睡眠中に脳はさまざまな種類の脳内ホルモンを分泌しています。その中で“健康”に大きく関わっているのが“メラトニン”という脳内ホルモンです。“メラトニン”には、アンチエイジングや抗がん作用、コレステロール値を下げる、ストレスを緩和する、免疫力を高めるなど、まさに万病を防いでくれるホルモンなのです。規則正しく睡眠を取ることでメラトニンがしっかり分泌され、老化やさまざまな病気から守ってくれるのです。

睡眠時の成長ホルモン分泌量と時間帯

睡眠不足が原因でがんのリスクが6倍に!

睡眠不足の人は3倍風邪にかかりやすいという実験結果がでています。そのほかにも睡眠不足はさまざまな病気を引きこす原因となります。

睡眠不足が続くと、がんになるリスクも高くなります。世界保健機関(WHO)の調査によると、「週3回以上深夜勤務の女性は、乳がんリスクが2倍も高い」といわれています。看護師や夜の飲食店など深夜に仕事をしている人は、それだけでがんのリスクにさらされることになるのです。

日本睡眠学会(東京女子医学大学)の研究では、420人を5年間にわたって追跡調査したところ、不眠の人は、膵臓がんや大腸がんなど、がんになるリスクが約6倍になったと報告がされています。同学会の研究によると、40~80歳代の男女約200人の4年後の死亡率を調べたところ、不眠症の人の生存率は約85%で、脳梗塞や心筋梗塞で死亡するリスクが通常の3倍に上回ったこともあきらかになっています。

先ほど述べたように、きちんと睡眠が取れていないためにがんを抑制する働きをもつ“メラトニン”が分泌されていないことも原因だと考えられます。
がんを患う原因は、遺伝だけではありません。日々の生活習慣に原因があります。逆に言えば、生活習慣を変えて睡眠の質を高めれば、多くのがんは予防できるのです!

不眠と病気の関係性

睡眠不足は認知症につながる

睡眠不足が続くと、大脳がダメージを受けます。徹夜などしていると、脳細胞が破壊され、物忘れをするようになります。それくらいならまだいいのですが、それが積み重なると、記憶障害を引き起こします。つまり、睡眠不足の人は、認知症やアルツハイマーなどの症状がでるリスクが高まるのです。

ボケにつながる3つの原因

①睡眠不足による記憶障害
②睡眠不足による毛細血管の血流循環の悪化
③睡眠薬など薬による脳へのダメージ
⇒これらが原因で脳に壊滅的なダメージ!=ボケの可能性大!!

認知症につながる3つの原因 睡眠時間と鬱(うつ)の関係

体温を上げる睡眠が長寿の鍵

体温を上げると、免疫力が上がって病気になりにくくなります。しかし、睡眠中は人間の体温は1~1.5度低下することが知られています。つまり、十分な睡眠をとっていても、就寝中は身体の免疫力が落ち、病気にかかりやすい状態とも言えるのです。

体温が1度下がるごとに免疫力は35%下がり、基礎代謝能力も15~25%下がることがわかっています。 体温が35.5度になると、排泄機能低下、自律神経失調、アレルギー症状が現れ、35度はがん細胞が最も増殖するとされています。つまり、平熱が36度の人は、寝ているときに1度体温が下がった時点で、がんが増殖する体温になってしまうということになります。


次回は「毎日の習慣に取り込める体温を上げる方法」をご紹介します。


100歳まで元気でぽっくり逝ける眠り方(あさ出版)

引用著書:100歳まで元気でぽっくり逝ける眠り方
安眠ドクター:大谷 憲、血流カウンセラー:片平 健一郎 著 ベストセラー 東京女子医科大学准教授 川嶋郎氏推薦

記事監修 大谷憲
大谷憲(おおたに・のりお) 安眠ドクター
薬を売らない薬剤師/日本睡眠学協会理事長/株式会社PMC代表取締役 1965年、富山県生まれ。東北薬科大学薬学部卒業後、薬剤師免許取得。某大手製薬会社に5年間在籍。薬害で祖父を亡くし、薬の研究を続けるが、93年「やっぱり薬で人は助けられない」との思いから、製薬会社を退職。2002年、「あたため睡眠」を実現する医療機器製造会社・株式会社PMCを設立。現在は、代替医療、予防医学をコンセプトに、睡眠の大切さを広める啓蒙活動として全国で講演、商品の普及活動に従事している。
記事監修 片平健一郎
記事監修:片平健一郎 (かたひら・けんいちろう) 血流カウンセラー/日本睡眠医学協会理事/骨盤セラピスト協会理事/日本催眠応用医学会理事/株式会社PMC 東京オフィス代表/株式会社ホリスティックウェルネス代表取締役
1975年、宮城県生まれ。東北芸術工科大学建築・環境デザイン学科卒業。 10年間に及ぶ5000人を超える血流カウンセリング実績により、毛細血管の血流循環こそが健康と未病、病気を分けるヒントとなることを知る。 さらに、健康長寿のための効果的な方法は「眠り方」にあることを発見。以来、誰にでもできる健康法として「あたため睡眠」を広げる活動をしている。
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