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適切な介護を受けるために家族と介護職員で共有すべき情報とは?

2017.2.22

ご両親など身内の方が介護を必要とする状態になった場合、お世話になっている介護職員と連絡を取り合うことは大切です。
介護施設の場合、介護職員は一人ひとりに完璧な対応を施すことは困難ですし、デイサービスでも常に家の事情を把握することはできません。
ここでは、介護職員とどのように連絡し合い、どういった情報を共有すべきかなどについてご紹介します。

よりよいサービスを受けるためには

より適切な介護を受けるには、ご家族と介護職員との間でどのようなトラブルが起こり得るのかを理解しておくことが第一歩です。 以下には、実際に起こったトラブルの事例についてまとめています。

・デイサービスでの例

ある日、デイサービスでAさんのオムツを替えようとしたところ、今までのオムツの当て方と違ったそうです。介護職員は「自宅で間違って付けたのかな」と思い以前の当て方に直しました。しかし、その後ご家族から「こちらの事情があって当て方を変えた。違うと思ったら連絡するべきだ」という苦情が寄せられたそうです。

デイサービスと自宅で介護を受ける方々は、その場所や時間帯によって「介護する人」が変わります。そのため、ご家族と介護職員が行う介護の内容に違いが生じる可能性があります。そのため、常にご家族と介護職員とが連絡を取り合って、情報を共有することが大切です。

・施設での例

施設に入院していたBさんは話もはっきりできており、コミュニケーションがスムーズに取れる方でした。あるとき水虫の治療を受けていましたが、改善されはじめた頃、朝になるとガーゼも包帯も足になかったそうです。Bさんは「寝ている間にとれた」と報告したとのこと。しかし、本人が外してベッドの下に転がしているのは明らかなので介護職員が注意すると、ある日ご家族から苦情が入りました。事情を説明し、実際に落ちているガーゼを確認してもらい、状況を理解してもらったそうです。
このときBさんは「私は絶対に外していないのに疑われる」とご家族に訴えていたようです。

ご家族が頻繁に来ることができない施設では、問題が起きてしまうと、意思疎通が取れないまま物事が進んでしまい、いつまた同じようなトラブルが起きるかもわかりません。。定期的に連絡を取って、利用者の状態を確認することが大切です。

スマホ・PCを活用する

連絡を取る方法としては、パソコンやスマートフォンがおすすめです。 場合によって言葉だけでは分かり難いこともあります。そのときは、写真を撮ってもらった上で説明してもらうようにしましょう。

介護職員側としては勝手に写真を撮ることはプライバシーに関わります。事前に「何かあったときは写真を撮って状況を知らせてほしい」などと介護職員に伝えておくことも有効的な方法だと言えるでしょう。介護する側としても安心して現在の状況を報告することができます。

どういった情報を共有する?

介護においては介護職員やスタッフと身近なことを相談・報告するようにしましょう。以下のような点を情報共有するのはいかがでしょうか。

・身体的な変化

肌が赤くなっているなどのちょっとした変化を共有することが大切です。たとえば、虫刺されといった小さな変化でも、高齢者は感覚が鈍くなっているため、出血するまでかいてしまう恐れがあります。

・介護作業における変更点

上述したように「オムツの向き」といった細かな変更点についても、その理由と目的を介護職員に情報を共有しておくことも良いでしょう。その際、介護職員から適切なアドバイスをもらえるきっかけになるかもしれません。

・家などでの事故

高齢者の方が家で転んだり、頭をぶつけたりした場合は介護職員などにしっかりと報告しておく必要があります。その場では問題にならなくても、数時間後に再度倒れてしまうといった恐れがあります。家で起きた転倒などは必ず報告しましょう。

介護では、介護職員側と家族側がお互いの立場を理解し、信頼関係を結ぶことが大切です。「いつでも連絡ができる」「写真を撮って報告して良い」など、連絡手段とルールがあれば不要なトラブルを未然に防ぐことができ、また急が必要な対応にも迅速に取り組むことができるはずです。

■記事作成・監修 シニアのあんしん相談室
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記事監修:老人ホーム入居相談員(介護福祉士、社会福祉士、ホームヘルパー2級、宅地建物取引士、認知症サポーター)
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