あなたのお家が安心住宅に変身「きずな生活」
2017.2.17
「重度な要介護状態となっても、住み慣れた地域で、自分らしい暮らしがしたい」。2025年度、団塊の世代が75歳以上となる需要のピークに向けて、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される地域包括ケアシステムの普及が進んでいます。民間企業も行政と連携を図りながら、新しいサービスが次々に生まれています。今回は、電話応答で安否・体調確認ができる「きずな生活(http://www.kizunaseikatsu.jp/)」をご紹介します。
きずな生活は、警備大手「セコム株式会社」 と有料老人ホームの紹介事業「株式会社エイジプラス」の2社が連携し、ホームセキュリティーと安否・体調確認を組み合わせた「見守りサービス」のひとつです。
きずな生活は、警備大手「セコム株式会社」 と有料老人ホームの紹介事業「株式会社エイジプラス」の2社が連携し、ホームセキュリティーと安否・体調確認を組み合わせた「見守りサービス」のひとつです。
特徴1:離れて暮らす家族も安心
安否・体調確認コール「きずな電話」で毎日届く体調メール(最大1日4件)。きずな電話に必要なのは電話機だけ。いつもの時間に電話に出て番号を選択するだけですのでわずらわしい設定や手間はありません。特徴2:かんたんセキュリティで安心住宅
セコム社の「煙センター」、「防犯センサー」でセキュリティ対策は万全です。安心してお出かけや就寝することができます。特徴3:もしもの場合に助けを呼べる安心
コンパクトな緊急ボタンや空間センサーがあるから急に動けなくなったときも安心。セコムの隊員がすぐご自宅へ駆け付けます。危険が伴う一人のお風呂も怖くないですね。特徴4:困った時に相談できる安心
お困りのときには相談窓口にお問い合わせすることができます。・「近隣の宅配弁当配食サービスを知りたい」
・「きずな電話、セコムの使い方を教えてほしい」
・「お風呂に手すりをつけたい」
・「安心して頼める介護サービスを紹介してほしい」
特徴5:将来自立生活が難しくなった場合も住み替えサポートで安心
全国約3,000の介護施設と提携。経験豊富な相談員が住み替えを手厚くサポートしてくれます。「きずな生活」に込められた想い
きずな生活を運営しているエイジプラス社は平成19年に設立されました。有料老人ホームの紹介事業を中心とし介護・福祉領域のサービス提供で10年の実績をもっている老舗企業です。介護の相談を受けていく中で同社代表締役の植田さんはあることに違和感を感じたといいます。「ご相談者様の状況によっては在宅のほうが良いケースも数多くある。それなのに施設介護しか進められない案内は道理に反している」。きずな生活はそんな介護に対する正直な想いから生まれた在宅サービスなのです。安否確認・体調確認にはとてもユニークな仕掛けがあります。
安否確認の自動音声案内が終わると"子供からのメッセージ"が流れます。「ぼくは、なかむらけいすけです。しょうらいのゆめはえかきです!」といった具合です。これは「きずなチャンネル」というサービスで、他にも健康や暮らしの情報など毎日メッセージが変わります。業務的に受け取ってしまいがちな安否確認も、子供たちの夢を聞くことで毎日の楽しみに変わるというユニークな工夫です。方言を合わせるために地域性まで配慮して配信しているというこだわりにも驚きです。気になる価格は1日200円と良心的です。
今年で7年目を迎えるきずな電話。「正直な話、利益はあまりとれないがサービスには自信がある。実際解約する方はあまりいないんです」。植田代表の正直すぎるサービスが、多くの高齢者の在宅生活を温かく見守っています。
運営 株式会社エイジプラス
http://ageplus.jp/
あなたのお家が安心住宅に変身
24時間のあんしんが1日あたり200円!
きずな生活
http://www.kizunaseikatsu.jp/
■取材/記事作成者
シニアのあんしん相談室レポーター:中村
老人ホーム、補聴器紹介など、高齢者の悩みを解決し、生活を豊かにするサービスづくりに取り組んでいます。介護の世界は知れば知るほど奥が深いです。施設に足を運び現地の職員さん、利用者さんに話を伺いながら日々勉強しています。