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定期的な運動が高齢者に与える良い影響とは?

2016.4.15

ウォーキングするシニア

同じ高齢者でも100歳以上まで長生きをする人とそうでない人がいますが、その違いはどこにあるのでしょうか? もちろん長生きをする秘訣は人によって違うと思いますが、特に大きな要素となっているのが「毎日の定期的な運動」です。 今回は定期的に運動をすることで得られる、高齢者にとって嬉しい効果について見ていきましょう。

1日30分の運動が死亡リスクを低下させる!?

ノルウェーの研究チームが1972年から2011年までの長期間に渡って行った「オスロ研究」によって、運動と高齢者の死亡リスクの関係性が明らかになっています。 オスロ研究とは、1923~32年の間に生まれた2万6,000人に対して1972~73年に健康診断を実施し、その中から研究対象として同意した1万5,000人を対象に行った大規模な研究です。 研究チームは対象者を身体活動レベルごとに4つのグループに分け、それぞれのグループが高齢者となったときの健康状態を調査しました。 すると対象者が70代~80代にさしかかった2000年~2011年の期間に定期的に運動を続けていたグループほど、病気による死亡のリスクが低くなっていたことが判明したのです。 ノルウェースポーツ科学大学のホルメ教授によれば、運動の強度に関係なく1日30分の運動を週6日行うことで、死亡率が40%も減少するといいます。 つまり高齢者になってからも定期的に運動をし続けている人は、そうでない人に比べて長生きする確率が高くなっているのです。

運動は認知症の防止にも繋がる!?

運動して汗をかく高齢者男性

また、定期的な運動は死亡リスクを低下させるだけでなく、高齢になるほど発症しやすくなる認知症の予防にも繋がることが分かっています。 オランダのマーストリヒト大学とカナダのブリティッシュコロンビア大学は、70歳~80歳までの女性86名を対象に、運動が学習や言語記憶に関与する脳の領域である「海馬」に対して与える影響について調査しました。 すると6ヶ月間に渡って定期的に有酸素運動をしていた女性は、海馬の総容量が調査開始日に比べて増えていたことが分かったのです。 ちなみに、この研究では有酸素運動をしたグループ以外に、ウェイトなどの筋力を使った運動をしたグループとストレッチを中心とした運動をしたグループがいたのですが、有酸素運動のグループ以外は海馬の体積にそれほど変化はなかったそうです。

定期的に適度な運動をしよう

このように定期的な運動は、死亡のリスクを低くすると同時に認知症の予防にも繋がるといわれています。 いずれも軽い運動を1日30分ほど続けるだけで良いそうなので、これなら高齢者でも難しくはありませんよね? 早速、今日からでも適度な運動を始めてみてはいかがでしょうか。

■記事作成・監修 シニアのあんしん相談室
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記事監修:老人ホーム入居相談員(介護福祉士、社会福祉士、ホームヘルパー2級、宅地建物取引士、認知症サポーター)
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