今日からはじめよう!健康のための生活習慣3選
2016.2.12
健康を維持し充実した生活を送るためには、小さな積み重ねが大切です。 ここでは、今日からはじめられる健康を維持するための生活習慣をご紹介します。
プラス10分運動を心がける
暮らしが便利になることによって歩く機会が少なくなるなど、身体活動量は極端に減ってきています。 その一方で、食生活が豊かになることよって食事から過剰にエネルギーを摂取しているので、アンバランスが生じ「肥満」になる傾向が増加しています。 まとまった時間をつくって運動することは難しいかもしれませんが、10分でもいいので、ちょっとした工夫や心がけで日常生活の肺活量を増やしていきましょう。
- ①顎を軽く引き、5メートルほど先を見ながら歩く
- ②背筋をまっすぐと伸ばし胸を張る
- ③肩に力を入れ過ぎず、前後に腕を大きく振る
- ④足をまっすぐに伸ばし、自然な歩幅で歩く
- ⑤かかとから着地し、次の一歩を出しやすくする
>以上のことに気をつけて、自分にできる範囲からで構わないので、ウォーキングを実施してみましょう
お酒と上手に付き合う
昔から「酒は百薬の長」などといわれるように、お酒は血管を広げて血液の流れをよくする作用など、さまざまな効果があります。 しかし、過度の飲酒はさまざまな生活習慣病の原因となります。その代表ともいえるのが「アルコール性肝障害」です。
では適量とはどのくらいの量なのか?
- ビール→中びん1本
- 日本酒→1合
- 焼酎→0.5合
- ウイスキー→ダブル1杯
- ワイン→2杯
あくまでも、目安にはなりますが上記のいずれかが一日の平均的なアルコール摂取量の目安となります。 お酒をたしなむときは自分のペースを守り、一気飲みなど無茶な飲み方は避けることが大切です。 しかし、たとえ適量であっても毎日飲むのはよくありません。 週に1日はお酒を飲まない「休肝日」をもうけて、肝臓を休ませることも大切です。 また、お酒を飲むときにおつまみの選び方に注意しましょう。 唐揚げやソーセージなどの高カロリーのうえに脂質も塩分もたっぷり含まれているので、生活習慣病に大きく影響を及ぼします。 必ず野菜、海藻類などの肝臓がアルコールを分解するときに使われるたんぱく質を含む食べ物も選び、高カロリーな食べ物ばかりにならないようにしましょう。
1時間に1度は席を立つ
長時間座ったままでいれば、下半身がむくんだり、血流や代謝の悪化といった弊害が引き起こされます。 1日中座りっぱなしの人は、さまざまな病気のリスクが高まり、早く死亡する確率も上がるのです。 例えば、1日8時間座って仕事をするのは、1日にタバコ1箱を吸うことと同等以上に健康に悪いとも言われています。 1時間に1度は立ち上がり、ちょっと部屋を歩き回ったり、ストレッチに興じてみましょう。 「違う階のトイレに行ってみる」「電話のときは立って話す」「エレベータではなく階段を使う」といったちょっとた工夫をしてみましょう。 今回ご紹介したものは、比較的取り組みやすいものです。 少しの心がけで生活、習慣は大きく変わります。簡単そうなものから、ぜひ取り入れてみてください。
記事監修:老人ホーム入居相談員(介護福祉士、社会福祉士、ホームヘルパー2級、宅地建物取引士、認知症サポーター)