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老人性うつは治る! 適切な処置をして元の生活を取り戻そう

2018.12.11

以前[夜に症状が出る夜間せん妄とは? 治療法と対策について」でせん妄について紹介しました。今回は、せん妄や認知症と勘違いされやすい「老人性うつ」の特徴や、認知症との違い、また対策法などを紹介します。老人性うつの特徴を知り、適切な対策がとれるようにしておきましょう。

老人性うつとは

老人性うつとは、65歳以上の高齢者がかかるうつ病のことをさします(正式な病名ではあありません)。うつ病は若い世代の方がかかる病気というイメージがあるかもしれませんが、実際は老若男女問わず、幅広い世代でかかるリスクが高い病気です。
認知症と並んで高齢者によく見られる病気で、症状としては体の不調、妄想、不安、緊張、意欲の低下、思考力の低下などが挙げられます。その症状の特徴から、認知症と勘違いされることが多いですが、老人性うつと認知症は違う病気です。老人性うつは適切な処置をすることで治すことができますので、高齢のご家族の様子が最近変だと思ってもすぐに認知症だと思い込まないようにしましょう。

老人性うつと認知症の違いとは

老人性うつと認知症は違う病気ですので、当然症状などにも差があります。適切な処置ができるよう、老人性うつと認知症の違いを把握しておきましょう。

  • ・老人性うつは突然あらわれる
    認知症はゆっくり症状を進行するため、周囲の人が発症していることに気付きにくいというのが特徴です。しかし老人性うつは短期間で多くの症状があらわれます。そのため、高齢者の変化に気付きやすいと言えるでしょう。

  • ・老人性うつは本人の自覚がある
    認知症は重症化すると、自分の認知機能が低下していることに対して無関心になります。しかし老人性うつの場合は、自分の認知機能の低下についてしっかり自覚しているため、そのことについて気にする言動をすることがあります。

  • ・老人性うつは質問を理解できる
    認知症の方に質問をすると、多くのケースで質問内容とは関係のない返答をします。しかし、老人性うつは質問された内容は理解できるので、的外れな返答をすることが少なくなります(質問に答えようと考えて、結果的に答えられないということも多いですが、質問の意図は理解できています)。

老人性うつの原因と対策

老人性うつの主な原因は「孤独感」と「喪失感」です。
たとえば、

  • ・家族や仲良しの友人が亡くなる
  • ・子どもが自立してひとり暮らしになった
  • ・離婚した
  • ・住んでいる環境が変わった
  • ・寝たきりで人と会うことがほとんどない
  • など、生活の変化や話し相手を失うことで発症するケースが多くなります。
    老人性うつにならないようにするためには、孤独感と喪失感をできるかぎり解消することが大切です。ご家族が側に住んでいるのであれば、頻繁に電話をかけたり顔を出したりして話し相手になってあげたり、地域のサークルなどに参加するように促したりして、極力高齢者がひとりにならないよう意識しましょう。

    若い人のうつ病を治すには「休む」ことが大切になりますが、老人性うつの場合は「活動する」ということが必要になります。老人性うつになってしまった場合は、症状が重くなる前に、趣味を作ったり意識的に外へ出かけたりするようにしてください。

    老人性うつは治る病気です。認知症だと諦めずに、症状をしっかり確認して、適切な処置ができるようにしておきましょう。
    高齢の家族の様子が最近変だなと思ったら、まずは医療機関に連れて行き、状況の確認をしてもらうようにしてください。

■記事作成・監修 シニアのあんしん相談室
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記事監修:老人ホーム入居相談員(介護福祉士、社会福祉士、ホームヘルパー2級、宅地建物取引士、認知症サポーター)
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